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寄せられた解答は、『土地を囲むような長方形で囲い、余分な面積を切り取る』がほとんどでした。
他には、『対角線を引きヘロンの公式を利用』がありました。
では、検地奉行が採った方法の解説です。
思いのほか簡単に面積が求められます。
では、視覚的にこの事を証明してみます。
証明は難しくないので、解説は省きます。
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下図は、江戸時代の検地の絵です。
数学民族であった江戸時代の日本人は、先ほど登場した『甲×2乙』の公式を用いて、
農地の測量を行っていました。
しかし下図では、その公式を用いていません。
数学が得意な彼らは、臨機応変に測定の仕方を変えていたようです。
この図を図式化してみます。