・ゾウリムシ
ミクロの暴走野郎。 繊毛をなびかせて突き進む。
動き回る微生物の撮影には薬品を使って動きを止めるのが一般的だが、
このページの写真は、薬品を一切使っていない。 いきのよい写真である。
口の周りの繊毛は、内部へと物体をいざなうような動きをしている。
獲物に当たるを幸い、そのまま丸のみをする。
体内右側において透けて見える緑色の物体は、喰われた微生物である。
随分とがっついたゾウリムシである。
棒状の植物プランクトンを何本も飲みこんでいる。
よほど、うまい棒なのだろう。
細胞肛門が開いた。
肛門開閉の図。
ミクロだから許されるタイトルである。
水質が悪化しイオンバランスが崩れると、図のように四散してしまう。
この写真は、破裂してから15秒後に撮影したもの。
こちらは別のゾウリムシ。
体内にうまい棒の如きケイソウが確認できる。
肛門細胞開閉前後。
力作です。
ゾウリムシの繊毛です。
この繊毛を動かして、水中をかなりの速さで動き回ります。
Copyright(c) 2003 Masa laboratory All Rights Reserved.
Since2003/11/04 © 将研究所